公認心理師やまだ【Re-Lab編集長】– Author –
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人を支える(支援職・教育者向け)
発達・愛着・トラウマの区別──混同をほどく「3つの視点」
行動の理由がどこにあるのかは、見た目だけでは判断がつきません。「発達特性」なのか、「愛着の影響」なのか、「それとも過去の傷」が反応しているのか。 これらは本来まったく別のものですが、表に出てくる行動はよく似て見えることがあります。 そのた... -
心を整える(セルフケア・メンタルヘルス)
生きづらさの正体は“過去の名残り”かもしれない──大人になっても続く心の反応を整理する
生きづらさを抱えるとき、多くの人は「自分の性格が悪いのでは」と考えてしまいます。 ですが、心理的には、いま感じている苦しさが現在の出来事だけで生まれていることは少なく、長い時間をかけて身についた「反応のパターン」が影響していることがよくあ... -
心を整える(セルフケア・メンタルヘルス)
やる気が出ない日の“心理的省エネモード”をどう扱うか
「今日はどうしてもやる気が出ない」そんな日が突然やってくることがあります。勉強、仕事、家事に手をつけたいのに、体も心も前に進まない。その状態を見て「自分は怠けている」と責めてしまう方も多いかもしれません。 ですが、“やる気が出ない日”は、決... -
変わる力を信じる(行動変容・更生)
決意しても、なぜ繰り返してしまうのか——“スリップ(再発)”を失敗で終わらせないための心理学
「もう二度とやらない」と何度も誓ったはずなのに、また同じ行動を繰り返してしまう。 …ダイエット中なのに暴食してしまう、 …禁酒を決めたのに一杯だけ飲んでしまう、 …怒らないと決めたのにまた声を荒げてしまう。 そのたびに、「結局、私は意志が弱い」... -
学びと成長(自己理解・キャリア・学び)
やりたいことが見つからないのはなぜか──心理学からみる迷いの正体と整理の方法
SNSや日常の会話の中で、「やりたいことが見つからない」という言葉を耳にすることが増えました。目指すべき仕事や、進みたい方向が曖昧なまま時間だけが過ぎていくと、どこか落ち着かない気持ちになります。 けれど、この迷いは珍しいことではありません... -
心を整える(セルフケア・メンタルヘルス)
夜になると感情が重くなるのはなぜか——考えすぎのメカニズムと静め方
日中はなんとか保てていた気持ちが、夜になると急に重くなることがあります。不安や後悔が大きく膨らんでいく。 そんな感覚に心当たりのある人も多いのではないでしょうか。 これは“あなたの心が弱いから”ではなく、心のモード・身体の変化・行動の止まり... -
人を支える(支援職・教育者向け)
ペアレントトレーニングの目的は「叱らない子育て」ではない──誤解されやすい理由と、“叱る”関わり方
SNSを眺めていると、「叱らない子育て」という言葉がときどき話題になります。その中に、ペアレントトレーニング(PT)を“叱らないための技法”として紹介する投稿もあり、気軽にシェアされていくことがあります。 けれど、支援の現場で親御さんと向き合っ... -
変わる力を信じる(行動変容・更生)
なぜお酒を減らすのは難しいのか──習慣化の心理と“最初の対策”
お酒を“減らしたい”と思っても、実際にはなかなか難しいことがあります。それは、意志の弱さだけの問題ではありません。 私たちの飲酒行動には、脳の働きや日常のパターンが影響しています。そしてその多くは、無意識のうちに形成されていきます。 「なぜ... -
人を支える(支援職・教育者向け)
怒り・不安・無力感に巻き込まれるとき──支援関係を整える“メンタライゼーション”の視点
支援の現場では、ふとした瞬間に「今の対応、ちょっとまずかったかな」と感じることがあります。 対象者の問題行動に巻き込まれたり、予想外の反応が返ってきたりするたびに、支援者自身の心も揺れます。 怒り、不安、無力感こうした感情は、支援者が弱い... -
雑記・エッセイ(体験・哲学・思索)
推し活に救われる人・壊される人──境界線を失うとき、心で何が起きているのか
「最近、推し活がちょっとしんどい。」 そんなふうに感じる瞬間はありませんか。 推しのことが嫌いになったわけじゃない。むしろ好きだからこそ、追いかけたくなる。でも気づくと気持ちが落ち着かない。SNSを見るとざわっとする。お金や時間の使い方にも、...